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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:全GI制覇 開始時間:2017/03/17(金) 20 03 55.48 終了時間:2017/03/20(月) 15 33 58.04 参加人数:4 概要 まだまだダビスタのターン! 本作ではサテラビューを利用する事で海外種牡馬の種付け権を自分の牧場に! さらに新配合理論は「面白い配合」と呼ばれる要素なんだけど、あなたはその謎を解き明かせるかな? リセットの仕様 基本的にダビスタシリーズを知っている人には問題ない作りではあるけど 本作ではリセットボタンに少々注意が必要だよ レース以外の場面でリセットを押しても次週に強制的にスケジュール消化されてしまいます バグ 木曜日(その週2回目の調教)に併せ・一杯の調教をすると馬の能力が限界を超えて上がっていってしまうバグがあります。 96では3ほど頻繁には発生しないようですが、それでも発生してしまうことはあります。 これを使うとゲームにならないので自重して下さい。 回避法はとにかく木曜日に併せ一杯をしないこと。 ブリーダーズカップ 本作は「ダービースタリオンⅡ」「ダービースタリオンⅢ」のブリーダーズカップパスワードも読み込むことができる 頭数が増えすぎているなら、短距離(マイル)・中距離(クラシック)・長距離(ディスタンス)・ダート(ダート)に分けて開催することも可能だよ 凱旋門賞 やっぱり今回もあった凱旋門賞 出走条件はダビスタⅢと同じなのでそちらを参照 システム上96の凱旋門賞はシリーズで一番厳しいと言われている 果たして制覇なるか? 3に比べてインブリードの効きが悪くなってます。 そのため、インブリードをしないなら、特に安定Cの馬にこだわらなくてもよくなりました。 96の有効配合と言えば、やはり面白い配合。 種牡馬と繁殖牝馬の4代前の馬8頭のうち、違う系統が6種類以上あると成立します。 うまくやればニックスやインブリードとの併用が可能(その場合面白いとのコメントは出ませんが、ちゃんと成立しています)。 ニックスならノーザンダンサー系牝馬にサンデーサイレンスをつけるとうまくいきやすいです。 インブリードも、安定Cの馬ならまだまだ使えます。 多重クロスは面白い配合になりにくいのでやめておきましょう。 お勧めクロスはネイティヴダンサー(スピード&スタミナUP)。 凱旋門賞を勝った名馬。 面白い配合&安定Cで、インブリードはネイティヴダンサー2本、ニアークティック、ネアルコ、トムフール。 早熟で面白いノーザンディクテイターを多く使ったのですが、安定Aのためなかなか強力な馬が出ませんでした。 晩成ならスイフトスワローが使いやすいと思います。 あと資金稼ぎにマチカネイワシミズもw
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まず、狙いレースは【ダート短距離】です。 該当する中でもお勧めは、1月2週ガーネットSです。 馬券の買い方はいくつかポイントがあるので紹介 内枠から買う 先行・差し脚質馬を買う 上記の条件で6頭を選択し馬単or3連複BOXで買う 当たるまで続ける根気 ほかにもいろいろとあるとは思いますがこの4つが基本です。 これで海外種牡馬の種付け権をゲットしたり好きな繁殖牝馬を購入しましょう!
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【市場繁殖牝馬売却価格一覧】 KSP算出に用いる繁殖牝馬の売却価格一覧です。 算出には8歳時点(8歳以下ならばOK)での売却価格を用います。 自家生産牝馬の場合は、おおよそ本賞金額÷2が売却価格となります。 最低額は200万、最高額は12500万です。 売却価格は9~11歳では2/3、12~14歳で1/2、15歳以降は2/5になります。 8歳時点での売却価格算出に利用できます。 No 繁殖牝馬名 8歳時売却価格 3代〆時の面白系統 残ニトロ(SP,ST) 4代〆時残SPニトロの有無 001 アンチョビー 200 ファロス (1,1) × 002 ポテトグラタン 200 ファロス (1,0) × 003 スクールサンデー 200 セントサイモン (0,0) × 004 クリヨンルージュ 300 ファロス (0,1) × 005 ミスペダントリー 300 ハンプトン (1,2) × 006 メリケンオタマ 300 セントサイモン (0,0) × 007 ミナモトシズカ 300 ファロス (0,0) × 008 アイマイミーマイン 300 ファロス (2,1) × 009 テーブルワイン 300 セントサイモン (1,0) × 010 ペットボトル 300 ファロス (1,2) × 011 アイスペール 300 へロド (1,1) × 012 ミズノアーチ 300 シックル (1,1) × 013 エドムラサキ 300 セントサイモン (0,0) × 014 ノーマジーン 300 ファロス (0,0) × 015 ニフティサービス 300 セントサイモン (1,2) × 016 シルクランジェリー 400 セントサイモン (0,0) × 017 コデマリ 400 スインフォード (1,0) ○ 018 キャットミント 400 ハンプトン (2,1) × 019 ハニーフラッシュ 400 フェアウェイ (1,1) × 020 ジャスミンティー 400 ハンプトン (0,0) × 021 ペペロンチーノ 400 ファロス (1,0) × 022 タケノマジック 400 シックル (1,1) × 023 シャンポンマーチ 400 ファロス (0,1) × 024 ゴンニノチッチ 400 テディ (0,0) × 025 キルトクール 400 ファロス (1,1) × 026 ウインターミュート 400 テディ (0,2) × 027 バルサミコ 400 ファロス (2,1) ○ 028 オオシマナギサ 400 ファロス (1,0) × 029 グリニッジビレッジ 400 ファロス (2,2) × 030 チーチャマーク 400 ハンプトン (0,0) × 031 レッツツイスト 400 ハンプトン (1,1) × 032 サザンサンキュー 400 ファロス (0,0) × 033 ユーレイルパス 400 フェアウェイ (0,0) × 034 レイニーバカンス 400 フェアウェイ (1,0) × 035 ビターエスプレッソ 400 ヒムヤー (0,0) × 036 ロンパールーム 500 ファロス (0,0) × 037 アスキーパートツー 500 ファロス (1,0) × 038 ヒステリック 500 ハンプトン (0,0) × 039 ミリオンキッス 500 テディ (0,0) × 040 プレミアムグッズ 500 ファロス (1,1) × 041 ハニーカステラ 500 マッチェム (0,0) × 042 ブートトラップ 500 ファロス (0,0) × 043 ゴールドシラナミ 500 ファロス (2,0) ○ 044 カノン 500 ファロス (2,1) × 045 ポートセルミ 500 ファロス (2,1) ○ 046 ヒメギミ 500 ハンプトン (1,0) × 047 ナホコ 500 セントサイモン (2,2) × 048 スパイスオブライフ 500 シックル (1,1) × 049 テレホンリクエスト 500 ハンプトン (0,0) × 050 ブルーノート 500 スインフォード (0,0) × 051 ヒッチハイク 600 スインフォード (0,0) × 052 リヴレットローザ 600 ファロス (1,1) × 053 アフタヌーンブリーズ 600 ハンプトン (0,0) × 054 バンビーナ 600 ファロス (1,0) × 055 ディープグリーフ 600 スインフォード (1,0) × 056 トライミー 600 ファロス (1,1) × 057 シュガーオンミー 600 ファラモンド (1,0) × 058 スキップフロア 600 ファロス (1,0) × 059 ホワイトリカー 600 ファロス (0,0) × 060 プリム 600 ファロス (1,0) × 061 チーズストロー 600 へロド (0,0) × 062 マルチナスコート 600 へロド (0,0) × 063 シンデレラリバティ 700 ファロス (1,0) × 064 キリタンポ 700 セントサイモン (1,0) × 065 ウイスキーボンボン 700 ファロス (2,1) × 066 スキャットルル 700 ファロス (0,0) × 067 シッポナ 700 フェアウェイ (1,0) × 068 レインボードレス 700 ファロス (0,0) × 069 エンジェルウインク 700 ファロス (1,0) × 070 ジュムレプラッセ 700 ファロス (1,1) × 071 ギャランティフリー 700 ファロス (1,1) × 072 ティンカーベル 700 ファロス (1,0) × 073 メリーゴーランド 700 ファロス (1,0) × 074 インフラレッドレイ 700 ファロス (0,0) × 075 ユミサヤカ 800 ハンプトン (0,1) × 076 カシューナッツ 800 ハンプトン (0,1) × 077 シーディードライブ 800 ハンプトン (1,2) × 078 タイトスカート 800 ファロス (1,1) × 079 リゾートマンション 800 ハンプトン (2,0) × 080 ミスフォトジェニック 800 スインフォード (0,0) × 081 リリーペガサス 800 ファロス (1,0) × 082 ミカエリビジン 800 スインフォード (1,0) × 083 ベルギーチコリ 800 マッチェム (1,1) × 084 ポケットマネー 800 ハンプトン (2,2) ○ 085 コロポックル 800 シックル (0,0) × 086 サンドウィッチ 900 ファロス (0,0) × 087 プレッピールック 900 シックル (1,1) × 088 フォルクローレ 900 セントサイモン (0,1) × 089 アイノコリドー 900 セントサイモン (1,1) × 090 オートシッピング 900 ファラモンド (1,0) × 091 オカリナ 900 ファロス (0,1) × 092 ハンモック 900 テディ (0,0) × 093 マジックナンバー 900 ハンプトン (2,1) × 094 ニジノエアロビ 900 ファロス (1,1) × 095 ナンブフーリン 900 ハンプトン (0,0) × 096 パーティージョーク 900 へロド (0,0) × 097 ヌーンブライト 900 エクリプス (0,0) × 098 オードパルファム 900 ファラリス (0,0) × 099 ミルキーテースト 900 ファロス (2,2) ○ 100 マイナーペナルティ 900 セントサイモン (0,0) × 101 コーヒールンバ 900 ファロス (1,0) × 102 スイートプラシーボ 1000 セントサイモン (1,0) × 103 キタノオドリコ 1000 シックル (1,1) × 104 マイナーレーベル 1000 ファロス (2,1) × 105 マキノハミング 1000 ファロス (1,1) × 106 リトグラフ 1000 ヒムヤー (0,0) × 107 ウォッカライム 1000 テディ (1,0) × 108 ブルーフォーカス 1000 セントサイモン (0,0) × 109 チキチータ 1000 ファロス (2,1) ○ 110 キヌノホトリ 1000 フェアウェイ (0,1) × 111 ディヒターリーベ 1000 シックル (1,1) × 112 ニイカップギャル 1000 ファロス (0,0) × 113 オーマイナポリタン 1000 ファロス (1,1) × 114 リスキーガール 1000 ファロス (2,1) ○ 115 ステージママ 1000 ファロス (2,0) ○ 116 ランランクリック 1100 ファロス (0,0) × 117 ワンモアドリンク 1100 ハンプトン (0,1) × 118 リリックスマイル 1100 セントサイモン (0,1) × 119 ベッピンキャロル 1100 フェアウェイ (0,0) × 120 メロディー 1100 へロド (1,1) × 121 スリークッション 1100 ファロス (1,0) × 122 ピーチタイム 1100 ファロス (0,0) × 123 パンドラ 1100 へロド (1,0) × 124 カバリエリエール 1200 スインフォード (0,0) × 125 イズミマイヒメ 1200 へロド (2,2) ○ 126 フキノトウ 1200 フェアウェイ (2,1) × 127 アメリカンナデシコ 1200 マッチェム (2,1) × 128 プリンセスビスチェ 1200 ファロス (2,2) ○ 129 バニティケース 1200 ファロス (2,2) ○ 130 オンパレード 1200 ファロス (1,1) × 131 ダイレクトメール 1200 シックル (0,0) × 132 タマノホリデー 1200 ハンプトン (1,1) × 133 シルエットシャドー 1200 ファロス (1,1) × 134 リップクリーム 1200 セントサイモン (0,0) × 135 イミテーションゴールド 1200 セントサイモン (1,1) × 136 ルーズソックス 1200 フェアウェイ (0,0) × 137 プロミスリング 1300 シックル (1,2) × 138 ロングバケーション 1300 ハンプトン (0,1) × 139 ナイトガスパール 1300 ファロス (1,0) × 140 ブーゲンビリア 1300 ファロス (1,0) × 141 グリンピース 1300 ハンプトン (2,2) ○ 142 カナディアンクラブ 1400 セントサイモン (0,1) × 143 ノクタンビュール 1400 スインフォード (0,1) × 144 アンプロンプチュ 1400 ハンプトン (0,1) × 145 カクテルグラス 1400 テディ (1,0) × 146 シースルールック 1400 ファロス (1,1) × 147 キタアカネ 1400 ファロス (1,0) × 148 クリスチャニア 1400 マッチェム (0,0) × 149 クールオペレーター 1400 マッチェム (1,1) × 150 ドリームトーク 1500 ファロス (0,1) × 151 ロンドンステップ 1500 セントサイモン (1,0) × 152 パープルエチュード 1500 ファロス (0,0) × 153 ブライダルエステ 1500 ファロス (3,2) ○ 154 シズナイゴゼン 1500 ハンプトン (0,2) × 155 パノニカ 1500 シックル (2,2) × 156 ステイウイズミー 1500 ファロス (2,2) ○ 157 ミッションスクール 1500 ファロス (0,1) × 158 アペリティフ 1500 ファロス (2,1) × 159 リズムネイション 1500 ファロス (1,3) × 160 タイムトライアル 1500 マッチェム (0,0) × 161 カルダモン 1500 ファロス (1,1) × 162 オールドファッション 1500 ファロス (2,1) × 163 キタノスズカゼ 1500 マッチェム (1,2) ○ 164 ショートケーキ 1600 へロド (1,1) × 165 ベネチアングラス 1600 テディ (0,0) × 166 アスコットブルー 1600 ファロス (1,0) × 167 ピアノソナタ 1600 ファロス (2,0) × 168 オールイズラブ 1600 ハンプトン (0,0) × 169 ストーコペイカ 1600 ファロス (1,0) × 170 ペイズリー 1600 ファロス (2,1) × 171 ブルーコンチェルト 1600 ファロス (3,1) ○ 172 イメルダシューズ 1600 ファロス (3,1) ○ 173 クラムチャウダー 1700 ファロス (1,1) × 174 コーラルレッド 1700 フェアウェイ (0,0) × 175 マーキュロ 1700 ファロス (3,1) ○ 176 エルフィン 1700 ファロス (1,1) × 177 キスミークイック 1700 ハンプトン (1,1) × 178 ピーチプリンセス 1700 ファロス (1,1) × 179 エンゲルスガール 1800 スインフォード (0,1) × 180 サブリナシューズ 1800 ファロス (2,2) ○ 181 ボンマルシェ 1900 セントサイモン (0,1) × 182 イエンタウン 1900 ファロス (1,1) × 183 カモフラージュ 1900 セントサイモン (1,1) ○ 184 ホワイトペッパー 1900 ハンプトン (1,1) × 185 レディコング 1900 ファロス (1,1) × 186 パールホワイト 1900 ファロス (1,0) × 187 ディペンドオンユー 1900 へロド (2,1) ○ 188 グランホッグデイ 2000 シックル (0,0) × 189 カリフラワー 2000 フェアウェイ (0,1) × 190 テクノポップ 2000 ファロス (1,0) × 191 プリンセスティアラ 2000 ファロス (1,0) × 192 サワヤカサンサン 2000 マッチェム (0,0) × 193 マノンレスコ 2000 ファロス (3,2) ○ 194 アンニュイ 2000 ファロス (2,1) ○ 195 ロンシャンドリーム 2100 セントサイモン (0,0) × 196 ツガルオトヒメ 2100 ファロス (1,0) × 197 ユアフェミニスト 2200 ファロス (0,0) × 198 タッチミー 2200 ハンプトン (2,3) ○ 199 マイセレナーデ 2300 ハンプトン (1,1) × 200 プロパティ 2300 ファロス (2,1) ○ 201 デミタスカップ 2300 ファロス (1,1) × 202 マーガレットリボン 2300 ファロス (2,2) ○ 203 イワチドリ 2400 ハンプトン (0,0) × 204 バーチャルラッキー 2400 セントサイモン (0,1) × 205 シーズデリケート 2400 セントサイモン (0,1) × 206 フジノナデシコ 2400 ハンプトン (1,2) × 207 ミントジュレップ 2400 セントサイモン (1,0) × 208 ナッシンウイズワイン 2500 ファロス (2,2) ○ 209 ナツコダチ 2500 セントサイモン (1,1) × 210 ソングナビゲーター 2500 ファロス (2,1) ○ 211 フォトスキャナー 2500 テディ (0,0) × 212 カーソルキー 2500 セントサイモン (2,0) × 213 シラユキ 2600 ハンプトン (0,2) × 214 アイルドゥイット 2600 マッチェム (1,1) ○ 215 ボーイミーツガール 2700 ファロス (2,1) ○ 216 ゴージャス 2700 ファロス (1,0) × 217 ナツノトビラ 2700 ファロス (1,1) × 218 ピンナップガール 2700 ファロス (1,1) × 219 アーユーレディ 2700 ファロス (3,2) ○ 220 ピーチベリーニ 2800 ファロス (3,1) ○ 221 テレフォンコール 2800 ファロス (2,0) ○ 222 ポケットモンブラン 2900 ファロス (1,1) × 223 リードオルガン 2900 ファロス (0,0) × 224 モンテカルロ 3000 ファロス (1,0) × 225 インペリアルミストレス 3000 ファロス (0,1) × 226 セオリーオブストリング 3000 シックル (0,0) × 227 マリリンコール 3000 ファロス (1,1) × 228 カサンドラクロス 3000 ファラリス (0,0) × 229 プリンキピア 3000 シックル (1,2) × 230 ミッシングリンク 3000 ファロス (2,1) × 231 ニセコアンヌプリ 3100 エクリプス (0,0) × 232 マジカルクラップ 3100 ファロス (0,1) × 233 ザウアクラウト 3200 ファロス (1,1) × 234 ヒカルドリーミン 3200 ファロス (2,3) ○ 235 スペアミントガム 3200 ファロス (1,1) × 236 シュガーレスキャンディ 3200 ファラリス (1,0) × 237 カスガノスミレ 3400 ファロス (1,0) × 238 ラッフルラペル 3500 セントサイモン (1,0) × 239 セクシーミュージック 3500 ファロス (0,0) × 240 エトピリカ 3500 スインフォード (0,1) × 241 サマーエンプレス 3500 ハンプトン (2,1) × 242 ミヨノハザクラ 3500 セントサイモン (0,0) × 243 ラブフォーミニ 3500 ファロス (2,1) ○ 244 メーポールダンス 3500 ファロス (2,1) ○ 245 アージェントステップ 3500 シックル (2,1) × 246 サロンドボーテ 3500 ファロス (1,1) × 247 ジプシークイーン 3500 ファロス (1,1) × 248 ミロードビジン 3600 ファロス (1,1) × 249 マタニティドレス 3900 ヒムヤー (0,0) × 250 チェックポイント 4000 ファロス (2,1) ○ 251 マルチメディア 4000 セントサイモン (1,0) × 252 スピカ 4000 エクリプス (0,1) × 253 ナノフラッパー 4000 ファロス (2,1) ○ 254 マイハピネス 4000 ハンプトン (1,1) × 255 トリックオアトリート 4000 ハンプトン (0,0) × 256 シーサイドギャラリー 4000 ファロス (2,2) ○ 257 ツジノコミチ 4000 ハンプトン (1,0) × 258 ワークエリア 4100 ハンプトン (1,1) × 259 ボドニアンティーク 4200 ファロス (1,0) × 260 タビーペルシャ 4200 ファラリス (1,0) × 261 ヒメノボタン 4300 ファロス (1,0) × 262 ドライベルモット 4400 ハンプトン (0,1) × 263 アロマテラピー 4400 へロド (2,2) ○ 264 パイドバイパー 4400 ファロス (1,1) ○ 265 マーケットリサーチ 4500 ファロス (1,1) × 266 ミステリーワルツ 4500 ファロス (1,1) × 267 コンスタンタン 4500 ファロス (2,1) ○ 268 プライムタイム 4500 ファロス (2,0) ○ 269 スーパーシェビニオン 4500 シックル (2,1) × 270 シルクスクリーン 4600 シックル (1,1) × 271 スリッピングスルー 4700 ファロス (1,1) × 272 アキタコマチ 4800 ファロス (1,1) × 273 エンゼルエコー 4800 へロド (1,0) × 274 フィガロ 5000 ファロス (1,1) × 275 ポップスコンサート 5000 ファロス (2,2) ○ 276 プレシャスモーメント 5000 シックル (2,1) ○ 277 ラストチャンス 5000 ファロス (0,0) × 278 ミルラインレート 5000 セントサイモン (1,3) × 279 ミルキーキャット 5000 ファロス (3,2) ○ 280 レーチェル 5100 シックル (2,2) ○ 281 ブランチキャリーセット 5100 シックル (1,0) × 282 エヴァミルク 5100 セントサイモン (0,0) × 283 スカイダイヴィング 5200 ファラモンド (0,0) × 284 コラレクタ 5200 セントサイモン (0,1) × 285 リベルトコディー 5200 セントサイモン (1,0) × 286 メープルシロップ 5200 ファロス (1,1) × 287 ドミノスキャンダル 5200 ハンプトン (0,2) × 288 コールミークイーン 5200 ファロス (1,0) × 289 マックスファクター 5200 ファロス (1,0) × 290 ブランドタイアップ 5200 ファロス (3,2) ○ 291 アクロッシュクール 5300 ファロス (3,2) ○ 292 クロスワードパズル 5400 マッチェム (1,1) × 293 オレンジスクイーズ 5400 シックル (2,1) × 294 チャームクォーク 5500 マッチェム (0,0) × 295 モエシャンドン 5500 ファロス (0,0) × 296 カッティングチーズ 5500 ファロス (1,0) × 297 ネオンサイン 5600 ヒムヤー (0,0) × 298 スピーチバルーン 5600 ファロス (2,1) ○ 299 ミアモーレ 5600 ファロス (1,1) × 300 ミレニアムクイーン 5700 ファロス (2,2) ○ 301 エミーナミーナ 5800 へロド (2,1) × 302 メルティングポイント 5800 ファラモンド (0,0) × 303 ネグリジェンス 5800 シックル (2,1) ○ 304 フラッシュオブライト 5800 ファロス (1,1) × 305 マレセレニタティス 5800 ファラリス (0,0) × 306 カラオケクイーン 6000 ファロス (2,1) × 307 クロワッサン 6000 セントサイモン (0,0) × 308 ロマンセ 6000 ファロス (1,1) × 309 エバレットチャーチ 6400 ファロス (2,2) ○ 310 スライトディジー 6500 ファロス (2,1) × 311 ミッドナイトアールティ 6500 ファロス (3,1) ○ 312 セプテンバーレイン 6500 シックル (2,1) × 313 トップシークレット 6600 ファロス (2,2) ○ 314 ミズタマ 6800 テディ (1,1) × 315 ハーベストブラウン 6800 シックル (1,0) × 316 スノーモービル 6800 ファロス (1,0) × 317 キュービックムーン 7000 ファロス (2,2) ○ 318 レザートップ 7000 ハンプトン (0,0) × 319 フレンチマスタード 7000 セントサイモン (0,0) × 320 メディタレーニアン 7000 ファロス (2,2) ○ 321 サブリミナルムービー 7100 フェアウェイ (0,0) × 322 ファーストレディ 7200 ハンプトン (2,1) × 323 ドッペルドミナント 7400 ハンプトン (1,0) × 324 マイルドマインド 7500 セントサイモン (0,1) × 325 ロイヤルシュプール 7600 ファロス (2,1) ○ 326 ピュアモルト 7800 へロド (0,0) × 327 プラチナロゼカラー 8000 へロド (0,0) × 328 ホワイトノリピー 8000 マッチェム (0,1) × 329 プライベートレッスン 8500 テディ (0,0) × 330 プチカプリース 8500 ファロス (2,1) ○ 331 エピュキュリアン 8800 スインフォード (2,2) ○ 332 インソムニア 9500 ハンプトン (1,0) × 333 ユアウェルカム 10000 ファロス (2,1) ○ 334 トップモデル 10000 ファロス (1,0) × 335 アイリッシュブルー 10100 ファロス (0,0) × 336 ラストペディグリー 10100 ファロス (1,0) × 337 コーイヌール 10200 ファロス (1,0) × 338 スローバラード 10200 ファロス (2,2) ○ 339 パリティビット 10500 ファロス (2,0) × 340 サヨナラ 10500 ファロス (2,1) ○ ダビマガ収録の牝馬については各自で調査願います、持っていないので。
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ダービースタリオンII 【だーびーすたりおんつー】 ジャンル シミュレーション 対応機種 スーパーファミコン 発売・開発元 アスキー 発売日 1994年2月18日 定価 12,800円 プレイ人数 1人 判定 なし ポイント スーパーファミコンで進化したグラフィックとサウンドまだまだ中途半端で全体的にスローテンポが目立つ新しい目標「凱旋門賞」ブリーダーズカップによる対戦人気の始まり後の人気無料種牡馬のデビュー作 ダービースタリオンシリーズ 概要 変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 無料種牡馬・マチカネイワシミズ 概要 1994年末に発売した競馬シミュレーションゲーム「ダビスタシリーズ」の3作目(「全国版」を2作目とみなせば4作目)(*1)。 ファミコン系ハードでは2作目(『全国版』はナンバリングに含めない)としてナンバリングを『II』としている。 基本的なシステムは前作から引き継がれているため、本項では変更点のみにとどめるものとする。 変更点 牧場に名前が付けられるようになり、牧場のセーブ枠も3枠用意された。 ちなみに前作までは1つのみで、既存のデータを消さなければやり直せなかった。 アスキーが発売していた外部記憶装置であるターボファイルII及びターボファイルツインにも対応している。 レースプログラムが1994年準拠になった。 牧場や厩舎での馬がグラフィックになった。 前作は文字のみだったが、グラフィックとして描かれ、牧場では歩き回る姿が見られる。 「美浦」「栗東」それぞれの厩舎が完全所属になった。 入厩時に選択可能。それぞれ10頭ずつ預けられる。ただし一度でも出走させると転厩はできない。 異なる地方に遠征させる場合はレースごとに直前輸送(滞在は不可)となり、そのたびに馬体重が減少する。 出走頭数が最大12頭になり、出走頭数も変動するようになった。 併せて馬連馬券が導入(9頭以上の場合のみ)(*2)。 配合時「ニックス」要素が導入。 系統同士の好相性で成立か否かが決まり、中にはまったく対象外の系統もある。 効果としては全体の底上げであり、マイナスの可能性もあった「インブリード」と違ってノーリスクとはいえ気持ち程度の効果しか期待できないので「ないよりはマシ」という程度。 しかし、実態は……(後述)。 血統表で、その馬から見て3代までの種牡馬はすべて名前が表示されるようになった。 牝馬の産駒が誕生するようになり、更に現実同様牝馬限定レースが導入(*3)。 牝馬は引退後、牧場に戻して繁殖牝馬として起用することも可能になった(前作では牝馬は生まれなかったので繁殖牝馬の購入が必要だった)。 因みに世代を重ねるほど牝馬は生まれにくくなる(*4)ので自家生産だけでは自ずと行き詰まる。 毛色が正しく設定されるようになった。産駒や種牡馬のパラメータとしても明記される。 前作までは「栃栗毛」は「栗毛」と同じ色、「黒鹿毛」「青鹿毛」「青毛」も全て同様の黒っぽい色だったが、本作では全て異なる色である。 突然変異の「白毛」も登場。自家生産牝馬の産駒としてのみ、非常に低い確率で誕生する。 珍しいだけで特別な能力があるわけでもないのだが、(白毛馬が活躍する)漫画『みどりのマキバオー』の連載時期と重なったこともありプレイヤーを喜ばせた。 パドックの導入。 レース前にパドックでそれぞれの馬体重と、解説者の見た所感を聞くことができる。 レース展開に「最終コーナー」が追加。 「スタート」→「道中」→「最終コーナー」→「ゴール前最後の直線」→「着順掲示板(結果告知)」という順番。 レースタイム及びレコードタイムが導入された。 優勝馬のゴールタイムが測定される。ファミコン版では空欄のままだった掲示板のタイム欄がしっかり表示されるようになった。 それぞれの競馬場でそれぞれの距離に紐づいてレコードタイムが記録されている。この一覧は厩舎で見ることができる。 対象のレースで、それを上回るタイムを出すたびに更新されていく。 初期状態は1993年終了時に準じており、ここだけは実名で登録されている。つまり何十何百年とプレーすると、架空(自分の馬)やなまった名前だらけになる。 ただし、プレイヤーが見ていないレースではレコードが更新されることはない(そもそも処理的にはプレイヤーが見ていないレースは実際に行われていない)。 「芝」「ダート」に加えて新しい調教メニューが追加された。効果は低めだがリスクも小さいので、木曜(2回目)の調教向き。 「ウッドチップ」 「単走」のみで「馬なり」「強目」「一杯」を選択。ダートと同様スタミナ強化で、大体ダートの「単走」とさほど変わりはない。違いとしては脚への負担が小さいものの疲労が抜けにくい。レース後すぐの調教には不向きだが、休養後など疲労のないときに短期間でスタミナを回復したり、馬体重の微調整をしたい時には便利。 「坂路」 単走のみで強度も選択不可。芝「強目」と同じスピードアップが図れる。脚への負担は芝よりも小さくて済む。体重の減りは2kg又は4kg。この調教で直接故障はしないが疲労が溜まり、これを行った週にレースに出すとレース中の故障率がアップする。ダートの併せ馬と交互に行うことでバランスよく鍛えることができ、使い勝手の良いメニューとなっている。 設定上はウッドチップの坂路なのだが、通常のウッドチップ調教とは性質が大きく異なる。 「プール」 単走のみで強度も選択不可。ダート「強目」の半分ほどのスタミナがアップ。泳ぐ格好なので脚への負担はゼロで疲労も残らない。体重の減りは2kg又は4kg。この調教で直接故障はしないのは「坂路」と同じ。レース直前の木曜にもう一絞りしたい場合はうってつけで、軽度の故障(跛行・ソエ)を負った馬でも安全に体重調整できる。 セリ市の導入。 前作までは単に購入するだけの市場だったが、オークション形式となり値段がガンガン吊り上がるようになった。 そのため、できるだけ安く購入するには終了ギリギリまで待つ必要がある。 併せて「持ち込み馬(受胎済馬)」が導入された。 売られている繁殖牝馬の中には受胎済みのもいる、それらはサドラーズウェルズ(*5)、カーリアンなど、プレイヤーには直接種付けすることができない海外のエリート種牡馬である。ただし、持ち込み受胎済の繁殖牝馬は高齢なのに、種付け時8歳の若い馬と同額なので割高。翌年以降は受胎できないことも多く、最悪の場合は出産前に死亡してしまうリスクもある。総じて費用に見合った効果が期待できるとは言い難く、有り余った資金の使い道としてのおまけ要素に近い。 海外遠征による隠れGI「凱旋門賞」(*6)がコンシューマー機初登場(なお「凱旋門賞」自体の初登場はPC-98版) 出走条件もかなり厳しく「皐月賞を除く2000m以上のGIを2勝以上した5歳~7歳の馬が、その年の宝塚記念を勝った後、出走させずに(放牧は可)9月1週に健全な状態で入厩している」というもの。 出走してくるライバルはいずれもジャパンカップ以上に強力なのは言うまでもない。まさに本作最難関レースと言えよう。 レース自体はもとより、前走から3ヶ月以上空いてしまう上に、1ヶ月間の遠征中は調教が一切行えないので体調管理が非常に難しい。 また一度出走した馬は再び条件を満たしても二度と挑戦できない。チャンスは一度きりである。 ブリーダーズカップの導入(*7)。 4歳~9歳で一度でもレースに出走した馬であれば、それぞれの牧場から直接出走でき、パスワードで友達の馬を登録しての対戦も可能。 パスワード発行は有料で100万が必要(*8)。 そのため未勝利のまま5歳となりレースに出走できなくなっても、このために調教を続けることが可能。 このレースでは自分の馬もライバル馬同様の扱いとなるので故障はしない。 主に1984年生組までのライバル馬が引退。 タマノクロス(タマモクロス)、ベリーナイス(メリーナイス)などがライバル馬から外された。これらの中には種牡馬入りしているものもいる。 しかしイナリアン(イナリワン)や1983年生まれのメジロデュラン(メジロデュレン)やホーリックスなどそのまま現役続行しているのもいる。 レースVTR機能。 レース前に「録画予約」しておくと、そのレースが記録され、後でいつでも見直すことができる。 最大10枠まで保存可能。 これは牧場単位ではなく、ソフトの中での保有枠で牧場3つで共有しているような形。またブリーダーズカップも録画可能。 ターボファイルにも保存可能。1つのバンクに最大3つ分(計30枠)を保存できる。 牧場の拡張。 初期段階では競走馬6頭、繁殖牝馬2頭まで。資金と飼養馬の数が増えると拡張できるようになる。 第2段階では競走馬10頭、繁殖牝馬4頭まで所有することができる。 更に拡張した第3段階では競走馬16頭、繁殖牝馬6頭まで所有することができる。 予後不良時に専用の背景と共に生涯成績がスクロールする。 前作では発生したレースが終わった直後にデモ演出が流れていたが、その週のレースをすべて終えた後に流れるようになった。 レース後に予後不良の診断が下されたとのメッセージがレクイエム調の音楽と共に現れ、生涯成績としてその馬が出走した全レースの着順がスクロールし、最後に*戦*勝と表示される。 前作は黒背景に白文字(しかも予後不良の文字は大文字)と非常にトラウマチックだったが、本作では夕日に照らされた墓標らしき場所に馬の顔が残像のように浮かび上がっている背景に白文字(文字の大きさはすべて同じ)がスクロールする。いずれにせよトラウマチックであることには変わりないが、レクイエム調の音楽がそれほどトラウマを抉らないのが救い。 評価点 新しい目標「凱旋門賞」「全重賞制覇」。 前作までは全GIの制覇のみだったが、今作での全GI制覇に凱旋門賞は含まれていない。そのため牧場運営と競走馬育成を継続する新たなモチベーションにもつながる。 また、優勝したGIIとGIIIも記録されるようになった。エンディング画面でしか確認できないが、優勝したことのある重賞の名前が全て表示されるようになった。 ただしコンプリート特典は無く、抜けがある場合もプレイヤー自身がチェックしないとわからない。次回作以降は「トロフィー」として展示室に可視化されることで改善。 馬たちがグラフィックで見られるようになった。 前作の扱いが文字だけだったことを思えば、より馬を生きているものとして感じられ、愛着も湧きやすい。牧場でじゃれあったりする様子を見れば心が和むだろう。 毛色も正しく設定されるようになったので、青毛や栃栗毛、白毛といった希少な馬を眺める楽しみもある。 前作のように関東/関西は「ただ、そこにいるだけ」だった点が所属になり、現実味が増している。 ブリーダーズカップの普及とその盛り上がり。 牧場で発行されるパスワードを共有することで、2020年代と比べオンライン環境が貧弱なためゲームの同時対戦がほぼ不可能であった1994年当時においては非常に画期的な「遠隔地に住んでいる者同士によるゲームの対戦」を実現した。 前述のようにブリーダーズカップ自体はPC-98版が初導入であった。しかし当時のパソコン普及率は低かったため、その人気は限定的なものであった。当時大変普及していたスーパーファミコンソフトで導入されたことで公式大会やパソコン通信上での対戦が非常に盛り上がり、ダビスタ自体の人気上昇にも大いに貢献した。 その盛り上がりぶりは当時の公式戦優勝者のインタビュー記事が現実のスポーツ雑誌である『Number』の競馬特集に掲載されたほど。(参考) 賛否両論点 血統の楽しみ方が拡大した。 牝馬の産駒が繁殖牝馬として使えるようになり、血統を作り上げる楽しみが増した。これにより次の代を見越して配合するなど、計画性が非常に大事になった。代重ねは通常プレイでも最強馬育成でも有効な手段。 ただし代を重ねるほど牝馬が生まれにくくなり、三代目以降ともなると牝馬が産まれる前に繁殖牝馬が寿命で死んでしまうことが多い。最強馬生産にはターボファイルツインが必須。 広がった調教の手段。 特に脚部が弱い馬には、追加された新しい調教パターンが活かせる。 ただし、時間効率ではかなり悪いものになった。 問題点 仕様上は有効なはずのインブリードとニックスでスピードアップ・スタミナアップ効果が出ない。 ニックスは本来スピードとスタミナを強化するはずが、何の効果もないものになってしまっている。 インブリードも同様だが、底力アップ・気性難・ダート適性アップ効果などはしっかり出る。 結果としてスピードを高める手段が「短距離適性の種牡馬を付ける」「実績Aの種牡馬による底上げを期待する」しかなく、特に序盤は攻略の幅が非常に狭くなってしまっている。 距離適性下限1000mかつ実績Aのスティールハートが最強種牡馬と呼ばれる理由である。 発売から20年以上ほとんど知られていなかったのだが、初期の大会優勝者も完全アウトブリードで生産していた等、当時から知っている人は知っていた模様。 前作までと比べて本作の難易度は高いと言われていた。当てにしていた強化要素が実はほぼ無効だったとなると当然である。 操作のレスポンスがやや鈍い。 特にそれが顕著に感じられるは月単位のスキップで、飛ばすにもボタンを押してからタイムラグがかなり長い。 パドックのメッセージが遅い。しかも1頭単位で飛ばせない(まるごと全部スキップは可能)。 そのため自分の馬は大外の12番枠だったりすると、かなり長い間待たされる。 これは次作で改善。 牧場(セーブデータ)に名前を付けられるようになったが、平仮名しか使えない。 初期状態ではカタカナが使えているのだから少々不親切。 騎手の漢字表記とリストに相違があるものも見られる。 例えば美浦の大塚栄三郎(*9)も「おおづか」ながらパドックの横断幕では「犬塚」になっていたり、栗東の岸滋彦(*10)は「きす」だが、パドックの横断幕では「騎士」となっているなど。 一応続編の『III』ではこのパドックでの漢字表記が使われているが、栗東の田原成貴の「たわら(FC版およびII)」「田薔薇(PC版およびIIの横断幕)」「田茨(III)」のように表記がバラバラな例もある。 折角の対戦モード「ブリーダーズカップ」が導入されたものの、プレイアビリティや仕様に問題が多い。 東京競馬場の4パターンしかない。芝はマイル(1600m)・クラシック(2400m)・ディスタンス(3200m)と主要距離が揃っているが、ダートは2100mのみ。 パスワード入力した馬のデータが保存されない。そのためレースのたびにパスワードを入力する必要がある。 自分の馬は牧場から直接出せるが、ベストのタイミングで出すにはその場でパスワードを取って入れなければならない。あるいはターボファイルに保存する必要がある。 これも次作で改善される。 馬の実際の能力は一定値以上は反映されなくなる。その代わりに「戦績ボーナス」が加算される。 このため最強クラスの馬であってもブリーダーズカップで実力を再現するには60勝近い戦績が必要。逆に、それより弱い馬でもさらなる戦績を重ねると同レベルのスピードになるため、単純な実力勝負とはかけ離れたものになる。 なお戦績ボーナスを含めてスピードを上げすぎるとオーバーフローを起こし弱体化する。このため最強馬生産においては、どこまで戦績を積むかの見極めも必要だった。 初期状態で保有できる馬の数が大幅減少。 FC版ではデビュー前&現役馬を10頭、繁殖牝馬を5頭保有できたが、本作ではそれぞれ6頭と2頭しか持てない。 牧場拡張により最終的にはFC版より多く持てるようになるが、そのためには計13億円かけて2段階(最大)まで拡張する必要がある。 特に、生産馬を繁殖牝馬にするシステムが登場したにもかかわらず初期状態では2頭しか持てないのは非常に厳しい。 基本的には「仔出しのいい牝馬を残して他は売却する」ことになるだろうが、まずは繁殖に上げてみないことには真価はわからない。 逆に、現役馬を最大16頭も保有できるのはオーバースペック気味。おまかせ調教は存在しないので、初期状態の上限である6頭でも同時に育成するとなると管理が煩雑で、思考が回らなくなることが多い。 エンディング後は同一レースに自分の馬を何頭でも出せるようになる(クリア前は2頭まで)のでダミー馬を出走させることにより少しは勝ちやすくなるが、最難関である凱旋門賞には出走条件の関係で1頭しか出せないためあまり意味がない。 あるいは、思い入れのある馬を手放さずに残しておきたいプレイヤーのためのシステムとも言える。次回作以降は専用の「功労馬」という枠ができたが、本作でもそれに近いことは可能。 最大まで拡張すると牧場画面でスクロールが発生するようになり、ゲームのテンポが悪化するのも問題。 総評 全体的にはファミコン版からの順当なグレードアップには違いない。スーパーファミコンへの移行によりグラフィックやサウンドが強化、牝馬限定レースも加わり、より現実の競馬に近づいた。自家生産牝馬はそのまま繁殖入りできるため血統を作る醍醐味も味わえるようになった。また対戦モード「ブリーダーズカップ」が人気を博したことにより、ダビスタ自体の人気が大いに向上したことも無視できない功績である。 一方でレスポンスやテンポの悪さなど全体的にスロー気味な展開が目立ち、プレイ中はややストレスがたまりがちになる一面もある。また「ブリーダーズカップ」の使い勝手の悪さ、夏場の北海道開催がないなど現実競馬の再現も充分とは言い難く、まだまだ改良の余地が多くある点も否定できない内容だった。 その後の展開 1994年9月30日『ダービースタリオン エキスパート』がPC-98で発売。通称『EX』。 既に発売されていたPC-98版のアップグレード版。種牡馬や繁殖牝馬の追加、ゲームバランスの調整などが行われている。 ブリーダーズカップ登録馬のパスワードが32文字になり『III』との互換性がある。 1995年1月18日『ダービースタリオンIII』がスーパーファミコンで発売。 北海道の競馬場や、中央4場(東京・中山・京都・阪神)と同時にローカル開催など、だいぶ現実の競馬に近づいた形になっている。 またシステムとして「おまかせ厩舎」が導入され、調教のセオリーや出すべきレースが分からない入門層に対する敷居がだいぶ下がった。 余談 初期状態の牧場名は「アスキー牧場」「ダビスタ牧場」「ベスプレ牧場」となっている。 「ベスプレ」とはダビスタ同様、薗部博之氏が手掛けたシミュレーション野球ゲーム『ベストプレープロ野球』(1988年7月発売)であり、シリーズ初作は『ベスト競馬 ダービースタリオン』と、その亜流だった名残がこんなところに垣間見える。 本作のオープニングでは競馬実況風のボイスが流れ、そこでは「ベストプレー」と「ダービースタリオン」が競走馬の名前として登場する。 『III』では牧場枠が2つになり「アスキー牧場」「ダビスタ牧場」だけになった。 「もちかね牧場」 牧場にこの名前をつけると初期資金1500万に100億プラスと潤沢な資金を持ってスタートできるが、ブリーダーズカップへの登録(パスワード発行)ができない。登録しようとすると調教師に拒否され、パスワードの代わりに意味不明な数字の羅列(*11)が表示される。 しかし初心者がこのゲームのシステムに慣れるエントリー層向け要素として愛された。 またエンディングを展示室からいつでも見ることができ(*12)、普通ならなかなか見られない税務署イベントも開始から1か月進めるだけで簡単に見ることができる。 これとは逆に「ぼんびー牧場」で始めると初期資金が200万に減少した状態でスタートする。ただでさえ余裕のない初期の資金繰りがさらに厳しくなり、維持費や預託料の発生も考えるとしばらく破産と隣り合わせという「ハードモード」のような形で始めることも可能。 「しずかな牧場」で始めるとBGMが一切流れなくなる。 これらの特殊な状況で開始できる牧場名は『III』や『96』でも名称を変えて引き継がれている(*13)。 『III』の回転馬のように馬体重を回転できるが、能力上限突破バグは発生しない。 実力ナンバーワンの「おたべ」の漢字表記。 モデルは岡部幸雄でパドックの横断幕では「小田部」(『III』ではこの表記になっている)だが、現実でこの名字の読みは「こたべ(*14)」や「おだべ」が圧倒的に多く、上記のような呼称は滅多にない。 そもそも「おかべ」をなまらせた結果が上記なので、それに無理矢理漢字表記をくっつけたのだから仕方ない話だが。 晩成型は3歳時の牧場長コメントで「どうもオク手のタイプのようでデビューは遅れるかもしれません」と言われる。 「オクテ」とは「早稲(ワセ)」の対義語で「晩稲」と表記し、本来は遅くに実を付ける作物のことであり、これが転じて大器晩成的な意味合いで使われるようになった。またはそれが転じて「晩生」などの表記もされるようになった。 また「奥手」という言葉自体も元来存在するものだが「奥の手」と言う意味で使われ、一種「とっておきの大技」のような意味合いである。いずれにせよ元々晩成的意味合いで使われる「オクテ」の「テ」は「手」ではない。 だが競馬ブーム最中の人気ゲームであるダビスタシリーズで「オク手」と表記されたことで晩成的な意味での「奥手」が一般的になり「奥手男子」などのような言葉が生まれるに至っている。 無料種牡馬・マチカネイワシミズ 種牡馬の中で一際目立つのは、種付け料別の最下位にいる「マチカネイワシミズ」であり、なんと無料。 本馬は父・ファバージ、母ロッチの間に1983年に生まれ、4歳(1986年)4月とかなり遅いデビュー。デビュー後はそれを含む条件戦3連勝の後、菊花賞7着、阪神大賞典2着で5戦3勝の後故障し1年以上かけて復帰を図ったものの叶わず引退したため、これといって実績を残せなかった馬だが、全兄(*15)にハードバージ(1974年生まれで1977年の皐月賞馬)がいることで血統を買われて1989年から種牡馬として起用された(*16)。 上記の通り競争成績でまったく光るものがないため交配相手が集まらないことを危惧して当初20万に予定していた種付け料を思い切って無料にしたためそれがゲームでもそれが反映された形になっている。実際これが功を奏してわずかながら交配相手が得られた。 この「無料」はひときわ目を引く存在に違いなく、スタート時の繁殖牝馬が最低クラスな能力しかない、高い種牡馬をつけても大して強くならない、そもそも名馬を選べるほど初期資金に余裕がないといったことも手伝って、ダメ元という一面も強いが結果的にそれが偶然強い馬を出したりもしたこともあり、ダビスタプレイヤーの間で有名となった。 本作では調教もされず売却前提での利用が多かったが次作では「おまかせ厩舎」が導入されたことで、手間いらずで走らせられるのでデビューすることも多くなり、更にインブリードがちゃんと機能することでナスルーラ重複クロスによる恩恵にもあずかりムラは大きいもののちゃんとレースで実績を上げる産駒も輩出するようになり、一層知名度を上げていく。そして「無料」を活かした活躍を『96』まで続けることとなる。 1995年に種牡馬としては廃用されたので本来ならば『96』では出ないはずだがシリーズで屈指の人気を誇ったため事実に反して特別に残された。 『III』や『96』の頃は競馬ブームが一層熱を帯びてきたこともあってか、その知名度はますますアップし結果的に無冠だった本馬は一応クラシックホースである兄ハードバージよりもその知名度を高めることとなった(*17)。
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さくっとお金を稼ぐ方法 BCでライバル馬の出現方法 さくっとお金を稼ぐ方法 ダビスタ04でもあったフェブラリーSやガーネットSで、1~6番を三連複のBOX買いする。 ただし所持金が100億を超えると税務署に半分持って行かれるので要注意。 BCでライバル馬の出現方法 BCパス入力で「ダービースタリオンズステークス」と入力。 全てのライバル馬と好きなようにバトルができるぞ! 色んなレースを再現したり、夢のレースを行うことも可能だ! ※登録馬が全て消えるので注意
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autolinkTOP>【た】>ダービースタリオン ダービースタリオン (だーびーすたりおん) 分類2【物】 ジャンル1【一般】 ダビスタホームページ http //www.enterbrain.co.jp/game_site/dabisuta04/ 次のレースが終わったら・・・とか、この牝馬が出産したらやめよう・・・とか、なかなか終了のタイミングが難しく結局ずるずるやって寝不足になるハマリ度満点の競走馬育成シミュレーションゲーム。 昔の古いやつだがかなり熱くハマっていた。 馬に芸能人や漫画の登場人物の名前を付け、種付けや調教が楽しく、レースも実況の声が流れないものの盛り上がった。 ケガで死んでしまった時は、マジで可哀相になったし、G1制覇で殿堂入りした時は、めちゃくちゃ嬉しかった。 牧場を大きく出来るのもささやかな楽しみであった。 最新作の04では自分で調教した牡馬を種牡馬とし、牝馬に種付けする事が出来る様になった。 自分が育てた馬同士を配合させ、無敵の最強馬を作れるというらしい。 かなり魅力的なんだが、同時にかなり複雑化してるように思え、今一歩、手が出せてない状態。 登録日 2004/07/27 【た】一覧 ダービースタリオン ターボエンジン付きスケートボード 第一発見者 ダイエー甲子園店 タイガース 大空魔竜ガイキング 大激闘マッドポリス’80 大暑 ダイジョーブ博士 タイタンフォーム 大追跡 大鉄人17 大都会PARTⅢ 大都会PARTⅡ 代表取締役刑事 太陽にほえろ! ダウンロード 高木美保 高木渉 高見兵吾 高山みなみ 滝和也 筍剥ぎ 「たこ焼きみたいやね」 助け人走る タスポ 立ち食いうどん屋 立花藤兵衛 舘ひろし 立ちんぼ ダッシュ勝平 縦読み 他人の目 煙草 ダブルフェラ 田村正和 タン塩 タンスの肥やし 探偵たちの鎮魂歌 探偵団バッチ ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
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えむぴーさんのご提供です。 ※奇数は下の表から推測して下さい。 SP・ST合計値 ゲーム内繁殖の合計 セリ価格(万) 164/166 13000 160/162 12000 156/158 11000 152/154 152/153 10000 148/150 150/151 9000 144/146 144/146 8000 140/142 138/140/142 7000 136/138 136/138 6000 132/134 130/132/134 5000 130 4500 124/126 4000 118/120/122 3500 114/116/118 3000 112/114 2500 108/110 2000 104/106 1800 102 1500 96/98 1200 94 1000 92 900 90 800 88/86 700 84 600 82/80 500 78 400 72/70/68/64 300 200 100 SP・ST合計値 ゲーム内繁殖の合計 セリ価格(万)
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本項目ではファミコン版『ベスト競馬 ダービースタリオン』とマイナーチェンジの『ダービースタリオン 全国版』について併記します。 ベスト競馬 ダービースタリオン 概要 内容 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 ダービースタリオン 全国版 概要(全国版) 変更点(全国版) 評価点(全国版) 問題点(全国版) 総評(全国版) その後の展開(全国版) 余談(全国版) [部分編集] ベスト競馬 ダービースタリオン 【べすとけいば だーびーすたりおん】 ジャンル シミュレーション 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売・開発元 アスキー 発売日 1991年12月21日 定価 8,900円 プレイ人数 1人 判定 良作 ポイント 初の競走馬育成ゲーム断片的ながらも高い再現度競走中止→予後不良は1作目にして早くもトラウマ予後不良という四字熟語のような専門用語を有名にした ダービースタリオンシリーズ 概要 1991年末に発売した競馬シミュレーションゲーム。通称「ダビスタ」として後に一世を風靡することになるシリーズの初作。後述するように主に関東のレースが収録されていることから、後に発売された『ダービースタリオン 全国版』に対して「関東版」とも呼ばれる。 プレイヤーが操作するのではなく選手のデータを入力して観戦する野球シミュレーターゲーム『ベストプレープロ野球』(1988年 アスキー)の開発者である薗部博之氏が制作。 それまでファミコンの競馬ゲームは『ファミリージョッキー』(1987年4月 ナムコ)『競馬シミュレーション 本命』(1989年4月 日本物産)ぐらいでほとんどマイナーな存在だった。 前者は競馬でもレースゲーム、後者はゲームというよりファミコンというゲーム機を使った予想ソフトなので、本格的な競馬のゲームでは初と言えるだろう。 登場する騎手やライバル馬は、中央競馬に実在するものをもじったものになっている(*1)(一部例外あり)(*2)。 種牡馬は実名がそのまま使われ、繁殖牝馬は原則として実在の繁殖牝馬がモデルとなっている(*3)が名前はもじられている(*4)。 内容 競走馬を生産・育成してすべてのGI(ジーワン)制覇を目指すゲーム。 競走馬育成の生産、維持にも金がかかるので、その経営もしなければならない。 システム ステージは牧場、厩舎、競馬場となる。 競馬会の構造は簡略化されており、競馬場は関東(東京・中山・新潟)のみ。京都は京都新聞杯(GII)、天皇賞・春(GI)、菊花賞(GI)、マイルチャンピオンシップ(GI)、阪神は宝塚記念(GI)一部レースのみで登場する。 初期状態では繁殖牝馬1頭と資金1500万円の状態で始まる。 最初に与えられる繁殖牝馬はもちろん最低クラスのもの。 これに種付けし、生産してレースに出すなり、売却するなりして資金を増やしていく。あるいは即座に売り払って2歳馬を購入する手もある。 稼いだ資金でより強い繁殖牝馬を買って、強い種馬と種付けすることで、さらに稼げる馬を育てていくというのがゲームの基本的な流れとなる。 一方で初期牝馬でも組み合わせや運次第でGIホースを誕生させられるので、チャンスブレッドを期待する楽しみもある。 本作には牝馬のレースが実装されていないため牡馬しか産まれない。牝馬が登場するのはライバル馬と繫殖牝馬のみ。 馬の維持管理費として牧場にいる馬は1頭につき10万、厩舎にいる馬は1頭につき40万。 これは月がかわるタイミングで徴収される。 資金がゼロになると破産でゲームオーバーとなる。 引退する馬はGIを勝っていれば種牡馬として買い取ってもらえるが、その馬で種付けはできない。 あくまで本来タダで失うところ、金になってくれるという程度。 GIを3勝以上していれば、殿堂入りとしてその名前が記録される。 競走馬の基本パラメータのうち、レースに直接関わるのはスピード、スタミナ、気性、勝負根性の4つ。さらに頑丈度、疲労回復力、調子、馬体重、成長度といった要素でパフォーマンスが変わる。 気性が悪いと出遅れたり、道中で作戦指示に従わず勝手に前に行ってしまいスタミナを浪費したり(通称「かかり」)する。 勝負根性があると、直線で馬体を合わせて競り合った場合に勝ちやすくなる。 競り勝つと前に出て競り負けた方はそのまままるでスピードを吸い取られたように失速する。 頑丈度が高いと、調教やレースで故障しにくい。またレース後に体調を崩して絶不調になるケースが少なくなる。 回復力が高いとレース後の疲労が抜けやすくなり、短い間隔で出走を繰り返してもタフに走れる。 調子はいわゆるバイオリズムで、不調時にレースに出してはいくら能力の高い馬と言えど、その力を満足に発揮できない。 馬体重は現実でもある馬の体重で、馬自身図体が大きいのもいれば小柄なのもいるので理想的な体重は異なる。太すぎるとスピードに、細すぎるとスタミナに悪影響がある。 成長度は大きく分けて「早熟」「普通」「晩成」に分類される。 それぞれピークの時期が異なり早熟は大体4歳中期ぐらい、普通は5歳後期、晩成は7歳ぐらい。 成長パターンは父親からの遺伝の要素が大きいが絶対ではなく、正反対のタイプが産まれることもある。 調教やレースで故障することがある。故障の種類は下記5種類。()はその完治までの目安。 ハ行(2週~2ヶ月) 「ハギョウ」ではなく「ハコウ(跛行)」と呼称。歩様の異常のことで、調教や出走は可能だが、更なる重症を引き起こす可能性があり、またレースでも満足に能力など発揮できないので休ませるが得策。 ソエ(1~3ヶ月) 3歳時~4歳初期に発生する故障で、すねにコブができる。調教や出走はハ行同様に可能だが、同様の理由で休ませるが得策。 屈腱炎(2~6ヶ月) 前脚にある屈腱(くっけん)に炎症を起こして腫れあがる重症で、調教も出走もできない。完治しても以降再発しやすくなる(*5)。 骨折(3ヶ月~1年以上) そのままの意味。当然調教も出走もできない。 数ヶ月で治る軽症の場合もあれば、1年以上治らない場合もあり、年齢によっては事実上の「競走能力喪失」となる場合もある。 いずれの場合も完治するまでは重篤の度合いはわからないので育成計画を大きく狂わせることになる。 予後不良(安楽死) 故障の中でも特に重く最悪な症状で、治る見込みがないため安楽死処分が取られる。後述するがレース中に競走中止のアナウンスが出てきた場合にのみ発生する可能性があり、調教で発生することはないのが幸い。 この場合、レース後に予後不良の診断がされ安楽死の処分が下されたとのメッセージがレクイエム調の音楽と共に現れるが、このメッセージが黒背景に白文字(しかも予後不良の文字は大文字)と非常にトラウマチックなものになっている。 時間の流れについては極めて簡略化されている。 プレイヤーの所有馬は歳を取るが、種牡馬は不死身であり、ライバル馬の年齢も数年でループする。 繁殖牝馬には寿命の概念があるが、たとえ死んでしまっても同じ馬が(若返った状態で)再び市場に現れることがある。 今作の繁殖牝馬は年齢表記が無いが、産駒を出産するほど受胎率が下がり、死亡率が高くなるという設定である。 要は、発売された頃の競馬界を延々とループするようなものであり、これは良くも悪くもダビスタシリーズの特徴となっている。 税務署 その月の終わりに100億円以上の資金を持っていると、50億円を徴収されるという鬼畜イベントが発生する。 もっとも、100億円も貯まる頃には既に資金は使い切れないほど持っているわけであり、破産危機になるようなことはまずない。 際限なくお金を持つことはシステム上不可能なので、それを誤魔化すためのイベントだと考えられる。 牧場 主に馬の生産と売買、放牧馬の確認を行う。 生産の方法は繁殖牝馬に種付を行い(4月)、5月1週に受胎したか確認でき、受胎したら翌年4月に生まれるので名前を付ける。 5月以降には種付けすることはできない。不受胎が発覚したらその年は空胎ということになる。 種牡馬と繁殖牝馬の血統内に同じ種牡馬がいると「クロス(インブリード)」が成立し、プラスにしろマイナスにしろ様々な効果が発生する。 うまく活用すれば、初期繁殖牝馬からでもGIを勝てる馬が誕生することもある。 デメリットとして気性や体質に悪影響が出やすくなる。特に血が濃くなりすぎると弊害のほうが大きくなる。 所有馬の売却は3歳(*6)になるとできなくなり、走らせる気がないなら引退させるしかないので、売るなら2歳までに行う必要がある。 後のシリーズ作品では能力によって売却価格が変わるが、ファミコン版の2作品では両親の血統のみで金額が固定されている。 厩舎から放牧させた競走馬も牧場で管理される。 骨折などの重傷は放牧させないと完治しない。 また放牧には調子をリセットさせる効果もあるので手っ取り早く調子を好調にしたい時は放牧も視野に入る。 但し、放牧は最低でも1ケ月行う必要があり、その間は体重のコントロールができない(一定値まで増え続けてしまう)デメリットもある。 市場 4月~9月までは二歳馬、10月~3月は繁殖牝馬を購入できる。 登場する馬はランダム。二歳馬はゲーム内に登場するすべての種牡馬と繁殖牝馬の組み合わせから選ばれる。 後のシリーズでは競売(セリ)方式だが、ファミコン版では定額での買い切りとなっている。 展示室 現在までに制覇したGIタイトルを確認できる。 厩舎 主に調教や出走登録を行う。 調教は、1頭につき週に2回まで行える。ただし2回目の調教では故障が発生しやすい。 コース(「ダート」or「芝」)、方式(「単走」or「併せ馬」)、強度(「馬なり」or「強目」or「一杯」)を選ぶことができる。 ダートはスタミナの強化、芝はスピードの強化に用いる(「馬なり」では無効)。 「併せ馬」をすると「単走」よりも調子のバイオリズムが進行しやすくなる。 「一杯」はスピードやスタミナの強化度合いは「強目」と変わらないが、勝負根性を鍛える追加効果がある。 「馬なり」は能力自体は伸びないが、負担をかけずに調子を確認したり、レース前の追切(*7)に使う分には問題ない。 調教による馬体重増減は「馬なり」は変化なし、「強め」で-2kg、「一杯」で-4kg、「併せ馬」でさらに-2kg(「併せ馬」「一杯」ならば-6kg)。 気性は調教では改善されず、実戦を経験しなければならないものの、調教の有無にかかわらず厩舎にいるとことでも少しずつ改善される。 基本は自分の条件で出走し、格上は挑戦は1段階上のみ有効。流石に新馬・未勝利馬は格上挑戦自体不可で、それ以外の格上レースに使おうとした場合「そのレースに使うのはムチャです」と調教師に止められ登録できない。 クラシックには正式なトライアルも用いられている。 その対象のレースで既定の着順以内に入るか、既定の獲得賞金に達していればが条件。 つまり、賞金額に達していない条件馬でもトライアルで決められた着順に入着できていれば出走できる。 またクラシックやグランプリ、ジャパンカップなどは、それぞれの賞金に満たないとオープンでも出走不可。 前のレースで勝ち馬から24馬身離されると「タイムオーバー」となり、4週間出走できない。 競馬場 主にレースを行う。レースは常に8頭立て。 自分の所有馬が出走する場合、作戦を伝える。伝えないと騎手に任せる形になる。 また馬券購入もできる。メインレースのみ、自分の馬に関係なく観戦し馬券購入もできる。 馬券は単勝、複勝、連勝(全レース8頭立てなので馬連のみ)の3通りで、それぞれ5通りずつ購入できる。 オッズを確認することで、自分の馬が出走馬の中でどの程度の強さかある程度は判別可能。 レースのパートは「スタート」→「道中」→「ゴール前最後の直線」→「着順掲示板(結果告知)」に分かれている。 「スタート」では「好スタート」「出遅れ」があり、後者は気性が悪い馬ほど、また騎手のレベルが低いほど起こりやすい。 「道中」パートでも気性が悪いと折り合いがつかずにスタミナを浪費することがある。さらに、後半では故障が発生する可能性がある(ライバル馬は発生しない)。故障が発生した場合「ゴール前最後の直線」に入ったと同時に競争中止が告げられる。 上記調教や、レース後の故障(*8)と違って、この場合のみ予後不良となる可能性がある。 評価点 競馬シミュレーションゲームの草分け 以後人気ジャンルとなる競馬シミュレーションゲームにおいて本作は草分けとなり、現実における競馬ブームとの相乗効果もあり一大ムーブメントを巻き起こした。 生産・育成・競走という競馬を形成する要素を一通り楽しめるシミュレーションには独特の中毒性があり、熱中するユーザーも多かった。 特に生産については現実の競走馬以上に夢の血統を組み合わせることができる。「名馬を組み合わせた最強馬」「自身の好きな馬の血統を強くする」「一芸に秀でた馬を生産する」などオリジナリティある馬の生産が可能である。 貴重な競馬メインのゲーム 「競馬」というジャンル自体未成年のユーザーには馴染みのない題材であるが、未成年のユーザーにも分かりやすく競馬の魅力を伝えている。 また大人の競馬ファンも庶民には到底夢のまた夢(*9)である、馬主のシミュレーションができるというゲームならではの強みがある。 まだファミコンということでグラフィックも音源もかなりチープだが、それがうまく作用して後の『III』のようなサクサク進める操作性につながっている。 特にセーブや牧場と厩舎の行き来は後のシリーズよりもうんとスムーズに可能。 調教のパターンもダートならスタミナ、芝ならスピード、一杯で勝負根性強化と、特性がハッキリ分かれていてシンプルで分かりやすい。 単走だと調子維持、併せ馬なら調子を変えるというのもわかりやすい。 このため、素人でもおおまかなイメージはつけられる。 薗部氏によると調教は開発期間終盤の1ヶ月で突貫工事で作成したとのこと。しかしシステムが分かりやすいためか後年出た他の競馬シミュレーションゲームもこぞって本シリーズの調教システムを模倣している。(参考) クラシックは単純な賞金基準だけでなく、正式なトライアルも導入されているなど本格的。 実際このために関東固定のゲームでGIでもないのに京都新聞杯が特例として導入されているほど。 馬券も単勝、連勝複式だけでなく複勝まで網羅されている。 また、それも全買いリセマラによる過剰な儲けでバランスが崩れない範疇にとどめられている。 これにより「本来の競走馬育成するより馬券で儲ける方が初期資金を得やすい」というショートカットをやりにくくしている。 ちなみに調教師などの競馬関係者が馬券を買うのは競馬法違反になるのだが、あくまでプレイヤーの立場は馬主なので問題はない。 賛否両論点 未勝利のまま4歳10月を迎えると「もう出られるレースがありません。残念ながら引退しかないようです。」と言われて出られなくなる。また10歳になるとすべてのレースに出られなくなる。つまり事実上の強制引退である。 特に未勝利の切り捨ては少々理不尽にも感じられる。4歳10月になると未勝利がなくなり(*10)、いきなり「500万」になるのだが、あくまで「500万以下」なので、それを上回るのが出走できないだけで未勝利(本賞金ゼロ万)でも、それ以下には違いないので拒絶されることはない(「格上挑戦」扱いになるので出走枠以上の登録がある場合優先的に除外される)。 実際の中央競馬では未勝利のまま5歳になっても500万(1勝クラス)に出走は可能だが、東京・中山・京都・阪神では不可のため遠征が必須(*11)という条件の悪さに加えて上記の通り登録頭数が多いと除外されやすいので障害転向(障害ならば古馬でも未勝利戦がある)や、地方競馬への転向を取ることが多いので、一応当らずとも遠からずではある(*12)。 10歳以上で出走できないのはそもそも現実の競馬には即していない。 勿論衰えが顕著すぎて勝負にならないので、そこまで走る馬は滅多にいないだけだが、地方競馬などでは出走手当のみを目当てに年齢関係なく潰れるまで毎週毎週走らされた馬もいる。また2000年代に入ると調教技術の進歩なども相まって逆に大事に長く使う考え方も普及し、中にはマカヒキのようにダービーを制しながら現9歳(当時で言うところの10歳)になっても競走馬として現役である馬もいる。 システム的な都合としては、出馬表などに2桁の年齢を表記するスペースが無いためだと思われる。 馬が故障しやすい上、重傷からの復帰が困難である。 故障しやすい根本的な理由としては調教パターンの少なさであり、次回作以降における坂路やプールのように「脚元に負担をかけない調教」が存在しない。 輸送による体重減もないので、体重を絞るにはとにかくレースに出すか調教するしかない。当然、そのたびに負担がかかる。 特に骨折や屈腱炎で長期休養した場合は体重が上限まで増えてしまう。よって減量のためにただでさえ弱った脚を酷使する必要があり、再度故障する悪循環に陥りやすい。 そのため、攻略本などには「健康Cの種牡馬は絶対使わない」というプレイヤーの声が多数寄せられていた。 「脚元の弱い馬を苦心して仕上げるのも楽しみの一つ」という擁護の声もあるのだが……。 インブリードに関する設定が不完全 そもそも血統内でも主要な種牡馬以外は空欄であり、それらはインブリードの対象にならない。そのため現実馬の血統知識があまり役に立たない。 かなり思い切った切り捨てだが、だからこそファミコンのスペックでも競馬シミュレーションを成立させられた面もあると思われるので英断と言える。 以降のシリーズにも言えることだが、血統内において牝馬の存在は完全に無視されており、当然インブリード扱いにならない。 ミスかバランス調整かは不明だが、一部の血統が書き換えられており本来成立しないはずのインブリードが思わぬ形で成立したり、逆に成立するはずのインブリードが不発になる場合がある。プレイヤーにとっては有利にも不利にも働く。 スピード偏重のゲームバランス 基本的にスピードさえあればあらゆるレースに勝てる仕様となっている。 スタミナや根性・気性は無意味ではないが、あくまでも補助的な効果であり、スピードの裏付けを前提にしてレースを安定化させる程度の意味しかない。 そのため、攻略法としてはとにかく短距離種牡馬を付けたり、スピードアップのインブリードを狙うことが有効で、長距離GIだろうがこの方法で勝ててしまう。 本来、距離適性が短距離に偏った種牡馬を付けるとスピードの代償にスタミナが下がり、結果として長距離レースが苦手になるはずだが、スタミナの影響が薄い本作においてはスピードアップのメリットが極端に大きい。 スティールハート(*13)産駒で菊花賞を逃げ切って優勝というのは、初期のダビスタシリーズを象徴する語り草である。 とはいえ初心者にとってはスピード最重視というわかりやすい攻略法が存在するということであり、ゲーム全体のハードルを下げることに成功している。 開発者の薗部氏は、後のインタビュー(*14)で「スピードを第一にしないとゲーム全体がつまらなくなる」という趣旨の発言をしており、ある程度は意図的な調整だったと思われる。 シリーズを重ねるごとにサブパラメータの影響が大きくなり、スピード一辺倒ではクリアできないようになっていく。 リセットでやり直しができる。 本作はオートセーブではなく、終了画面を開く(移動画面でBを押す)ことでセーブされる。そのため、リセットすればセーブ以降の出来事をなかったことにできる。 レースのやり直しも可能。優勝したり馬券が当たるまでリセットを繰り返すことができる。繁殖牝馬の死亡も回避できる。 自重しなければかなりのヌルゲーになるが、他のゲームも含めてリセットでやり直すこと自体は一般的なので、使うかどうかはプレイスタイル次第である。 次回作以降はオートセーブが採用されて単純なやり直しができなくなったが、ターボファイルでバックアップを取れば(手間はかかるが)同様のことは可能。 問題点 牝馬を育てられない。そもそも産まれることすらないのは非常に不自然である。 牡馬と異なり牝馬は引退後に多くが繁殖に上がるが、ゲームでそれを実現するとプログラムが複雑になりすぎるので牝馬自体をオミットしたと開発者がコメントしている。 当時から要望が多かったためか、ハードスペックが向上した以降のシリーズでは真っ先に実装されている。 不調時の紛らわしいコメント。 「調子は特に良くもないし 悪くもありません」というコメントは一見中間っぽい状態に思えるが実は不調一歩手前なので紛らわしい。 レース中の馬が見分けづらい。 勝負服は全員白。さらにスタート時とゴール前を除いた「道中」では、馬が実際の毛色に関わらず全て同じ黒っぽい色で表示される。 よって帽子で見分けるしかないのだが、赤(3枠)と桃(8枠)が全く同じ色である。黒(2枠)と青(4枠)、黄(5枠)と橙(7枠)も同じではないが見分けづらい。 ファミコンの表示色の限界もあるだろうが、帽子の色は『全国版』でやや改善されている。 悲劇でもないのにトラウマな演出をする。 本作では繁殖牝馬が死亡した時にも予後不良と同じような演出をしてレクイエムのような曲を流す。 これは読みようがなく、しかもいきなり発生するのである意味予後不良よりトラウマ級(*15)。 本賞金額を確認できない。 クラシックを始めとするGIレースでは一定以上の「本賞金(*16)」を獲得していることが出走条件だが、この金額を確認できない。 条件についてもゲーム上では不可視の上、出走できない理由も教えてくれない。一応説明書には書いてあるのだが、ゲーム中でも無茶な格上挑戦の様に調教師にメッセージを入れる事は出来なかったのだろうか…。 GIに勝つたびにエンディングが流れる。 エンディングを見る条件は「すべてのGIを制覇する」なのだが、条件を満たすとGIに勝利するたびにエンディングが流れてしまう。 次回作以降は、2回目以降のエンディングは展示室で見るという形に変更された。 オーバーフローバグ(初期出荷版のみ) 産駒の売却額が6400万円でループする。例えば本来6500万円で売れるはずの馬が100万円にしかならない。 4歳馬の本賞金が25600万円でループし、本来はオープンクラスであるはずが500万下(1勝クラス)まで落とされてしまう。 ちなみに以降のシリーズにおいても、「逆回転(最低値を下回るといきなり最大値になる)」も含めたオーバーフローバグは非常に多い。ただこれらは普通にゲームを遊ぶ分には問題になりにくい例も多く、本作で修正されたのは稀なケースである。 総評 競馬のシステムは簡略化されて実際の競馬の再現と言うには程遠いところがまだまだ目立っているが、操作性も良く展開もスムーズでゲームとしては無難な形にまとまっており、手軽な競走馬育成が楽しめる。 システム自体もわかりやすくシンプルで飲み込みやすく作られており、初作にして早くも王道な形が出来上がっているのは非常に良くできている証拠と言えるだろう。 その後の展開 1992年8月29日に同じくファミコンソフトとして『ダービースタリオン 全国版』が発売(後述)。 余談 プログラムやパラメータ設定はもちろん、テキストやグラフィックなどのゲームのほとんどの要素を薗部博之氏1人で作り上げている。当時のファミコンソフトとしてもかなり珍しい開発体制である。 BGMは松前真奈美氏が作曲。元カプコン社員で、ロックマンシリーズ等を手掛けている。 なお薗部氏によると開発で最初に着手したのは実況の部分で、テクモの『キャプテン翼』を参考にしたとのこと。(参考) ゲーム番組『ゲームセンターCX』での薗部氏へのインタビューで、「アスキー側にベストプレープロ野球の続編的なイメージで売りたい」と言われてこのタイトルになったと明かされている。 同番組では後にメインコーナーでの挑戦が行われたほか、リアルイベントにて下記のおがわ騎手を起用しての日本ダービー挑戦が披露されている。 この当時は「芦毛の怪物」と呼ばれた「オグリキャップ」をはじめとした名馬が続々登場しており競馬ブームが盛り上がっていた時期であったが、本作自体はファミコン自体が末期でスーパーファミコンへの移行も順調に進んでいたため知る人ぞ知る存在に止まっていた。しかし、後の1994年末から『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画『みどりのマキバオー』、また同時期最強馬と謳われた三冠馬「ナリタブライアン」(*17)の影響などにより競馬ブームが継続的に盛り上がったこともあり、当時の主力ハードとなったスーパーファミコンで発売された上記『III』など続編からスタートした層も多く、彼らが後追いで本作をプレーしたケースも多かった。 因みにブームが到来したスーパーファミコンでの続編『III』からはレース中のアナウンス「(馬名)はちょっと下がっていった…」が出ると故障確定で以後「おおっと(馬名)故障発生か!」「(馬名)はずるずる後退」と続いて競走中止となる。言うまでもなく本作の時点でも予後不良の告知はトラウマモノだが、スーパーファミコンでは、それもさらに進化したものになりその度合いを増したことは言うまでもない。 本作は「ちょっと下がっていった…」「ずるずる後退」が故障していなくても単純にレースの展開で使われるので、『III』以降から始めた人はそれが出た瞬間にビクッとした人が多い。 海外馬であってもカタカナ9文字までしか表示できない。そのため「ノーザンデクテイタ(ノーザンディクテイター)」「ブレベストローマン(ブレイヴェストローマン)」のように種牡馬名を強引に切り詰めている例がある。 騎手リストの一番下にいる「おがわ」は、実在の騎手ではなく薗部氏の友人がモデル。本シリーズのアドバイザーで、薗部氏を競馬の世界に引きずり込んだ張本人でもある。 「どんな馬でも乗ってくれる最低ランクの騎手」が仕様上必要だったが、実在の騎手を最低ランク扱いで登場させるのが忍びなかったから非実在の騎手にしたという。 [部分編集] ダービースタリオン 全国版 【だーびーすたりおん ぜんこくばん】 ジャンル シミュレーション 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売・開発元 アスキー 発売日 1992年8月29日 プレイ人数 1人 定価 8,900円 判定 なし ポイント 関西に対応したもののよくわからない所属形態レース中リセットのイカサマ防止 ダービースタリオンシリーズ 概要(全国版) 1992年8月に発売した競馬シミュレーションゲーム。 具体的なシステムは上述の前作から引き継いでいるので、本項では変更点のみにとどめるものとする。 元々前作は「ベスト競馬」と冠するように『ベストプレープロ野球』の競馬版というような位置付けだったが、ここからそれを離れて「ダビスタシリーズ」として独立することとなる。 後にスーパーファミコンで『2(II)』が発売されているので、本作はあくまでも『I』のマイナーチェンジ「1.5」的な位置付けのようである。 変更点(全国版) 全国版とあるように東西で1開催ずつ、計2開催されるようになった。 種牡馬の「Bookfull」(いわゆる「売り切れ」)が発生するようになった。 プレイヤーが購入できる種付け権は年ごとに各1株のみで、同じ年に同一の種牡馬を2頭以上の繁殖牝馬に付けることはできない。 人気種牡馬であるほど最初から「Full」であることが多い。さらに週が経つにつれて「Full」は増えていく。 前年種付けを行わず空胎や不受胎だった場合は翌年4月1週に種付けできるが、受胎の場合生まれるまではできないので最悪4月4週になり、ほとんど売れてしまった状態になっていることもある。 入厩時に関東(美浦)か関西(栗東)か厩舎を選択できるようになった。 完全に所属しているわけではなく、レースによって滞在先が変わるのみである。 つまり、関東滞在時に関西のレースに登録すると関西(栗東)に移動し、再び関東のレースに登録しない限りは関東(美浦)には戻らない。 輸送時には馬体重が減る。これにより調教せずに馬体重を減らすことが可能になった。 調教の効果の見直し。 一杯で気性改善、併せ馬で根性強化となり、以降のシリーズにも引き継がれる仕様となった。 前作では、おそらく設定ミスで併せ馬で根性が強化されなかった。 成長型に応じてスピード能力の上昇限界が設定されるようになり、成長型に応じて適切な調教が必要となった。 例えば、晩成馬に早い段階から芝調教(スピード強化)を多用しても無駄になりやすいので、ダート中心でじっくり育てる必要がある。 放牧でスタミナが減少するようになった上、レース間隔が開きすぎると気性に悪影響が出るようになり、より計画的な育成が求められるようになった。 殿堂入り馬がグラフィック付きの表示になった。 週ごとのオートセーブ導入。さらに不正防止として、レース中にリセットをするとレース自体が無効になり翌週に飛ばされた状態でスタートするようになる。 すでにゴールしている場合は記録が残るが、着順が確定する前にリセットすると出たことすら無効となる。 予後不良時のメッセージに生涯成績が追加された。 レース後に予後不良の診断がされ安楽死の処分が下されたとのメッセージがレクイエム調の音楽と共に現れるまでは従来通りで、さらにその直下に生涯成績*戦*勝が表示される。とは言え、黒背景に白文字と非常にトラウマチックであることには変わりはない。 評価点(全国版) 関西が本格的に全面導入されたことでレースの選択の幅が広がった。 前作ではGIなど一部のレースでしか使われていなかった。 しかし、GIなど必要なレースは前作の時点で取り込めていたので、手放しで褒められるわけではない。 殿堂入り馬がグラフィック付きとなったことで増した達成感。 問題点(全国版) 全国版とはいえ、不自然なシステム。 それぞれ美浦、栗東に所属しているわけではなく、単にそれぞれに厩舎を持っているだけと不自然なもの。 レースに出す成り行きで行ったり来たりするだけなので、リアリティに欠ける。 いろいろ使い勝手が悪くなった操作。 週を送るのも、一番下に持ってこなければならないため、ボタンを押す回数が多くなった。 そこまでひどいものではないが、前作があれだけスムーズだったことを思えば劣るのは否めず、この操作自体は非常に頻繁に行うので少々煩わしい。 また厩舎の美浦と栗東を切り替えるのも、競走馬の名前の一番上まで持ってこなければならない。 このように前作ではボタン1回押しだけで済んだが何度も押さなければならないことが多くなった。 総評(全国版) ほぼ関東レースしかなかった前作からパワーアップし、関西レースに全面対応した。 操作性に関しては若干ながらスピーディーさが失われた点もあり「関西も取り入れられて大満足」というほどではなく、再現としても中途半端でどちらかといえば続編にしては少々不足感が強いものになった。 そもそも、自由に行き来できてしまうシステムという点で求めていたものとは違う一面もある。 その後の展開(全国版) 1993年5月28日『ダービースタリオン』がPC-98で発売。以降、DOS/V・FM-TOWNS・マッキントッシュといった各種PC版が発売される。 牝馬が産まれるようになり、牝馬のレースが実装された。自家生産馬を繁殖牝馬にすることもできるようになった。 育てた馬のパスワードを発行することでプレイヤー同士の対戦を行うモード(*18)も実装。 条件を満たすと出走できる隠しレースとして「凱旋門賞」が追加された。 血統内にすべての種牡馬が表示されるようになり、インブリードも5代まで可能になった。 調教に坂路とプールが追加。少ない負担で効果的な調教を行えるようになった。 レースが最大16頭立てになった。なお以降のコンシューマ版ではPS版が出るまで最大12頭である。 PC版独自の機能として、馬の成績をテキストファイルに出力したり、騎手名をエディットすることができる。 1994年2月18日『ダービースタリオンII』がスーパーファミコンで発売。 上記のPC-98版の移植に近いが、グラフィックなどは新たに作り直されている。 レースが最大12頭立て、インブリードが4代まで等、PC-98版の仕様を移植しきれなかった部分もある。 余談(全国版) 本作で登場したライバル馬ダイコウサクのモデルは前年の有馬記念を制したダイユウサクで、実は元々はオーナーの孫の名前「幸作」を取って「ダイコウサク」となるはずだった。因みに「ダイ」は冠名で父ダイコーター(1965年の菊花賞馬)も同オーナーの所有馬だった。 結果的にオーナーが本来の理想がゲームで実現したことになる。 間違って登録されたのは「コ」と「ユ」が似ているので間違われたせい(*19)で当時改名が可能なのにしなかったのは、一向に仕上がらず未勝利戦がなくなる寸前の4歳10月にやっとデビューして2戦続けて惨敗し、勝ったのは5歳での400万下条件(当時の1勝クラス)とまるで弱く「これでは孫の名前を与える必要もあるまい」と見限られたため(*20)。 ダイユウサクが勝った有馬記念は前年の前作が発売された翌日の事である。
https://w.atwiki.jp/derbystallionp/pages/19.html
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